株式会社ドーワテクノス

企業が目指すべき持続可能な未来への大きな一歩

スレスタ ビナShrestha Bina

Profile

ネパール出身

2014年4月来日

2020年3月福岡女学院大学卒

2020年4月㈱ドーワテクノス入社、以後海外事業部にて活躍中

「日本で就職して海外と関わる仕事がしたい」。大学での学びを通し、未来を見据えるなかで強くなっていったこの想いを、ドーワテクノスであれば叶えられると思い入社を志望しました。当社のインターンシップや説明会に参加した際に担当してくださった社員の方々の雰囲気が明るく、仕事を楽しんでいるように感じたことも会社選びの決め手になったポイントの一つです。

入社後は海外事業部に配属され、海外営業を担当。海外の市場を開拓し得意先顧客を作り、製品・サービスを販売する仕事です。現在はタイの担当を任されており、タイとの輸出入に取り組んでいます。また、社内の横断的活動として、SDGsのプロジェクトチーム（STEP PT）にも参加。社内イベントの実施や社内報の作成、他社取り組み事例の取材等を行っています。

社内で実施した「発想塾」。全国から各拠点のメンバーが15名集まり、新しいビジネスアイデアを創出しました。

当初は“日本の”社会人としての文化やビジネスマナー、言葉などを覚えるのが大変でした。また、商品・メーカーが全く分からない状態でしたので、案件にうまく対応できず悩むこともありました。ですが、私が困っていると周りの上司や先輩方が一緒に対応方法を考えてくれたり、アドバイスをくれたり、成長を細やかに支えてもらえたのを覚えています。今では業務にも慣れ、最近はお客様との信頼関係を構築するために、お客様にとって重要な情報や役立つ情報を提供し続ける、ということを大切にしています。

平日は仕事が終わると、ネパール料理を作ってリラックスした時間を過ごしています。休日にはドライブに行って、日本の美しさや、日本料理の美味しさを楽しむことが好きです。日本に来るまでは食べたことがなく、最初は抵抗感があった「お寿司」ですが、一度食べてみるととても美味しくて、最近は大好きになりました!

ドーワテクノスは「絶対やらないといけない」より「やりたいことを楽しくやりましょう！」という考えがある会社です。一人ひとり考え方が違ってもお互いに尊重し合い、違いを受け入れる環境が整っています。
SDGsの目標に「誰一人取り残さない（Leave No one Behind）」という言葉があります。この言葉の実現を目指すうえで、“ダイバーシティ”はSDGsの根幹をなす重要な概念だと思います。性別・国籍・人種・年齢などの違いを尊重し、人材の多様性を受け入れることは、企業が目指すべき持続可能な未来への大きな一歩になると考えています。

海外営業にはいろいろな条件や制約もありますが、当社は「商社である」為異なるメーカーの商品を取り扱うことができ、多くのお客様のニーズに応えられます。日本のメーカーや海外（タイ・インドネシア・フィリピン・台湾・ベトナムなど）の多くの方々とコミュニケーションを取ることができる仕事なので、グローバル感を強く実感しています。
また、SDGs活動では様々な気づきがあり、貴重な経験を積むことが出来ています。社内の他部署の方々と関わる機会はもちろんのこと、取材やイベントで他社と繋がる機会も増えて嬉しいです。様々な観点から物事を考えることができ、自身の成長と合わせてモチベーションも向上しています。最初は興味の無かった仕事でも、関わってみると面白さを感じることを実感しています。
今後とも日々の業務にしっかり取り組んで多くの経験を積み、将来的には母国ネパールと日本の架け橋になりたいです。