耐熱ラベル貼付ロボットシステム「Herls(ハールス)」
耐熱ラベル貼付ロボットシステム:「Herls」(ハールス)
Herls(Heat-resistant label system)とは?
「Herls」は、鋳造設備で生産されたばかりの高温なビレット等の半製品(鋼片)にバーコードラベルを直接貼り付けられるロボットシステムです。
鋳造直後の高温状態の半製品(鋼片)に直接貼り付けることで、個体管理が可能になり、ヒューマンエラーの防止や次工程へ流す際の異材混入防止等のリスク対策強化に繋がります。
システム概要
専用プリンタにて印字された耐熱ラベルをロボットが受け取り、鋳造直後の高温な半製品(鋼片)に貼り付けるシステムです。
こんな方におすすめ
- 製鉄所・製鋼所の生産技術の方、設備保全の方。
こんなことでお困りではありませんか
自動打刻機で打刻するが、スケールの脱落・打刻不良、屋外での曝露による錆などの影響により、自動読み取りが困難で、目視確認が必要となり、異材混入を心配されている方。
導入のメリット
- 従来の打刻印字された情報を人が読取り、次工程に流していた方式では、誤認識による加熱炉への異材混入のリスクがあったが、Herlsを導入すると、鋳造直後の半製品(鋼片)にバーコードラベルが貼れるので、異材混入のリスク対策強化に繋がる。
- 基本パッケージにご利用いただく環境に対応したオプションを設計するのみなので、設計工数の大幅な削減が可能。
- 当社での基本設計及びシミュレーション検討により、時間短縮とコスト削減が可能。